東京国際アクチュアリーアカデミーでは、9月11日の7時半からアルカディア市ヶ谷でDinner付きで、マレーシアのタカフル保険会社のM&A機会についてのセミナーを行います。アジアに進出を計画されている生損保のご担当者様、及び投資銀行等のアドバイザー様には是非、受講をお勧めします。
こちらのリンクをご参照の上で申し込み下さい。
「マレーシアのタカフル保険会社のM&A投資機会について」
【日時】9月11日(月)19:30~21:00
【会場】アルカディア市ヶ谷
詳細は
こちらをご覧ください。
【受講料】
23,760円(夕食付)
【講師】
Zainal Abidin Mohd. Kassim 先生
【講師経歴】 Zainal先生はマレーシアにおいて生保、損保、医療保険、年金、退職給付と様々な分野で
30年以上アクチュアリーコンサルタントとして従事し、タカフルを提供する会社においてアポインテッドアクチュアリーもご経験されています。
また、
IASB Working Groupのメンバーも兼任されており、年金、退職給付にかかる
IAS19の評価をご担当され、最近の
IFRS17の導入にともなうマレーシアの年金、退職給付にかかる会計基準の議論にも貢献されました。
先生は現在、クアラルンプールにある
Actuarial Partners Consultingにおいて、
Senior Partnerとしてご活躍されています。
先生は、マレーシアアクチュアリー会のプレジデントでもあられました。
【セミナー概要】
マレーシアのタカフル保険の紹介と、そのM&Aの機会について
マレーシアは人口
3090万人の国ですが、その
60%をイスラム教徒が占めます。 マレーシアは
1957年に英国から独立を果たしました。その政治的および法的構造は主に英国体制から継承されていますが、同時にイスラム教徒の家族問題にはイスラムの信仰に基づくシャリーア法を適用しています。
更にマレーシアでは、金融業務及び銀行業務においても、従来の考えに基づくものとシャリーア法に基づくものを運営しています。保険に関しても、従来の保険とシャリーア法に基づくタカフル保険が存在します。 多くの日本の保険会社・再保険会社が、
17億人もの信者が存在するムスリム地域でのタカフル保険適用の有用性を学ぶことを望んでいます。マレーシアにおけるタカフル保険設立は彼らにとって非常に有益なものなのです。
このセミナーでは下記のテーマについてお話しいたします
(ⅰ)マレーシアにおけるタカフル(生保、損保)の発展。 その実績と将来の展望。
(
ii)マレーシアのタカフル保険の統率者について、及び、その成功または失敗の背景。
(
iii)タカフル保険と従来の保険の相違点、および、タカフル保険と従来の保険の利益における相違点。
(
iv)イスラム金融とタカフル保険に関する規定。
(
v)イスラム債を含むイスラム資産について、および、タカフルで提供可能な保険商品がイスラム資産に基づいてどのように決定されるか。
(
vi)他国におけるタカフル保険の発展と実績の概要。 成功に向けての取り組み。
2013年のイスラム金融法では、生保と損保による複合タカフル企業が、
5年以内に事業を分割するように定めています。 複合タカフル企業は
8社あり、
2018年までに事業を分割する必要があります。この取り組みにより、企業は資本を増やし、ビジネスモデルを再評価する機会を得るため、合併買収の切り口となります。 外国人投資家は、保険会社やタカフル企業で最大
70%の持分を保有することができます。 このセミナーでは、マレーシアのタカフル企業を紹介し、
M&
Aの機会についてお話しする予定です。
【お申込み】
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