2015年8月25日火曜日
ベトナム財務省で配当方式の説明をする。日本の知見を海外に伝える
今日、ベトナム財務省に訪問して日本の3利源別配当方式について質問の説明に行った。4人ほど担当官が出席された。プロジェクターも用意されていた。2時間説明したが、結局持ち帰りの課題をもらって明日また事例研究説明をすることになった。配当方式というのは、世界各国で大きく違うのはIFRSの議論であれだけもめることからも推察されるが、3利源別配当方式を使っている会社はベトナムではまだ存在しないようだ。また、有配当ファンドを閉鎖するときの考え方は、株主ファンドに回ることには抵抗があるようで、日本の相互会社が株式会社化を行ったあとで、組織変更剰余金が資本勘定の注記で残ることは、entity capital modelの証左として重要に思える。かつて私も某相互会社のdemutualizationを指揮し、意見書を書いたが、そのころの議論が次第に思い出されてきた。
東京国際アクチュアリーアカデミーでは、このような実体験を教えるようにしている。
2015年8月17日月曜日
東京国際アクチュアリーアカデミー 第一回講座始まる
国際的アクチュアリー人材の養成を理念とする、東京国際アクチュアリーアカデミーでは、昨日第一回の授業を開始しました。1コマ2時間単位の授業で、以下の講師陣で、当面は3科目の講座が開かれます。
講義期間:2015年8月16日から12月6日までの毎週日曜日(全17回)
・生保数理 9:30-11:30 講師:山内 恒人
・数学 13:00-15:00 講師:中沢 匠
・損保数理 15:30-17:30 講師:關 陽介
アクチュアリー試験の申し込みは、8月24日までとなっています。講座の受付は、まだ行っていますので、詳細は「東京国際アクチュアリーアカデミー」からお申込みください。
2015年8月2日日曜日
アクチュアリーのスクールを開校 アクチュアリー試験合格のサポート講座も
東京国際アクチュアリーアカデミー
この真夏の暑い中で、大手企業の正式な就職面接が昨日から始まったようです。就活中の学生の皆さんは、本当に大変と思います。すでに内定をもらった方もそうでない方も、理科系で金融機関を目指される方は、在学中に1、2科目合格しておくことは、とても有利に仕事を始められると思います。企業は、最近特に即戦力の人材を求める傾向があると思います。卒業旅行などにバイト代を使ってしまうよりも今の時代は、資格を身に着ける自己投資をお勧めします。私が最近開校しました、東京国際アクチュアリーアカデミーにおいては、日本の試験の初期の科目の講座を設けていますし、希望に応じてインターンとして実務の経験も持つことができますので、是非、受講されることをお勧めします。実際、うちのインターンの学生さんから日本の大手生保や外資の大手生保の内定をもらったとの嬉しい報告が来てます。就活の面接で内定を取るためには、インターン経験と試験の合格の両方が他の学生を差別化するうえで極めて有利となっていると思われます。
東京国際アクチュアリーアカデミー
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