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昨日、某再保険会社のアクチュアリーと話していたら、彼の前所属の監査法人の理系出身の若い会計士は、単なる会計士資格だけでは今後自分の優位性を示すことができず、アクチュアリー試験も受験して二つの資格を取得して安定した雇用と高い収入を得ようとしている傾向があるそうだ。実際、私が以前に勤めていた監査法人でも同様な傾向があった。私は、東大の数理の修士からの採用を多く行ったが、優秀な学生は一回のトライで会計士試験を全科目合格して実務研修を監査法人で受けたが、アクチュアリー試験も準会員までは一気に全科目合格した。逆に、すでに会計士試験に受かっている若手会計士が、吉田さん、私もアクチュアりー試験に合格したいのですが、と言って相談にくる。こういう人たちは一般に優秀で、アクチュアリー試験も超特急で受かってしまう。素材としてそのようなプロフェッショナル志向の人は意欲と才能が備わっている。ちなみに、このような会計士でアクチュアリー(あるいは、アクチュアリーで会計士)の人の多くは、転職して外資系の保険会社で高いポジションと高給で働き、充実した仕事をしているようだ。若いうちには、いろいろなことに挑戦することをお勧めする。
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