2011年2月13日日曜日

FACEBOOKで変わるネットワーク社会


最近、ブログの更新が遅れがちだが、新しい会社でAnalytics部門のヘッドとなり、再保険ブローカー業務の何たるかと、分析部門の役割をグローバルなAON Benfieldのネットワークで学びつつ、アクチュアリーチームを拡大していく過程にある。アクチュアリーの世界は、SolvencyIIとIFRS PhaseIIのトピックにほとんどの人の関心が集中しているようである。どちらもまだ紆余曲折がありそうであるが、IAAを含めて技術的な詰めを十分納得できるように公開ベースで透明な議論をしてほしい。一部の業界団体や政治的な思惑で決定されるのでなく、その利用者の真の便益に資するものでなければならない。エジプトのムバラク大統領が辞任に追い込まれたが、その大きな原動力になったのは世界中6億人のソーシャルネットワーク、FACEBOOKとのことである。ネットの世界がまた一つ世代変化を遂げようとしている。私も早速、自分のIDを入手してFacebookを利用し始めた。確かに、従来のネットワークにない利便性がある。あくまでも実名ベースで公開してネットワークされるので、逆の安心感があり、セキュリティも色々な工夫がなされている。仕事では、今月の末から1週間ロンドンに出張し、AON Benfield Analyticsの英国のプラクティスを視察し、日本のビジネスモデルの参考にする予定である。その次には、シドニーでのIAA会議が4月に開催される。

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