6月の7日から9日までPwCの業務でパリの事務所に出張した。保険IFRSに関する専門チームの会議に参加した。パリは、ケープタウンの前の2006年国際アクチュアリー会議(International Congress of Cotuaries; ICA)が開催されて依頼の4年ぶりの訪問であった。雨の日もあったが、基本的には日本と同じく初夏のような気候でエレガントなパリの街は輝いていた。出張前に、保険IFRSについては、日本の主要保険会社の保険計理人やアクチュアリー会理事の皆さんにアンケートを実施していた。結果は、ようやくスライドにまとめることができて、回答に協力いただけた皆様にこの週末にお送りした。皆様の多様な意見が聞けて大変に参考になった。この場でも、感謝したい。いよいよ保険IFRSの公開草案が、7月中には出る確率が高くなっているようである。まだ、6月23日にIASB/FASB Joint Boards Meetingで残りの論点を審議するようであるが、大枠は固まってきているように思われる。 私も7月28日に東京で開催されるIASC Foundation IFRS Conferenceでの発表に向けてスライドの準備にそろそろ着手しなくてはならない。
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